東プレ「TYPE HEAVEN」を逆輸入レビュー

米アマゾンに注文していた代物が、およそ2週間の時を経て到着しました。

東プレ「TYPE HEAVEN」

海外向けに廉価モデルとして販売しているキーボードなので、デザインや質感が色々と違う部分があります。

デザインは日本になっていますが、コストを抑えるために製造は中国で行っているようです。

ネーミングセンスが厨二病臭いけど、ブラックとゴールドの配色は高級感あって割と好き。

仕様

  • スイッチ方式  …静電容量方式
  • ストローク長  …4.0mm
  • キーキャップ材質…ABS
  • キー配列    …英語ASCII配列 104キー(かな無・黒・レーザー刻印)
  • 押下特性    …45g
  • インターフェス …USB
  • ケーブル長   …1.5m
  • 寸法      …455mm(幅)×154mm(奥行)×39mm(高)
  • 重量      …1.4kg

黒染めの箱には本体と説明書だけの、いたってシンプルな内容。

箱がボロボロなのは残念だったけど、個人輸入だから仕方ないか~

外観

フロントパネルは艶消しブラックの塗装仕上げ。

表面はザラザラしていて滑り止めの効果はありそうだけど、耐久性が気になる所。爪で引っ掻いたら直ぐに剥がれてしまいそうだ。

東プレのデザインは丸っこいイメージが強いですが、TYPE HEAVENは角が立っている部分が目立ちますね。

「Realforce RGB」に少し似ているかもしれない。あちらの方がもっとカクカクしているが。

キートップは限りなく黒に近いグレー塗装仕上げ。印字は若干黄色味のかかったホワイト。

素材は高価なPBTではなく、ABSを使用してコストを抑えているようです。

印字もレーザー刻印になっているので、表面を触ると印字の部分が凸凹しているのが分かります。

よく見るとアルファベットの刻印が若干大きめに刻印されていますね。

キー構造はいつものステップ・スカルプチャ。

チルトスタンドは1段階で、見た目の割りに堅牢な造りです。

問題はこの状態でタイピングをすると非常に滑りやすく、表面がつるつるの机で使うとストレスマッハ確実なので、滑り止め対策にゴムマットを敷いた方がいいかも。

裏面は無塗装のプラで、ケーブルガイドは2方向のみ。

フロントカバーを外す爪が付いておらず、ねじを取らないと分解できないみたいですね。

ゴム足も2段階になっておらず、徹底的にコストカットされています。スタンドを立てると滑りやすい原因はこれか。

いつもの東プレのイメージと大分違うなぁ…

キースイッチの形状は標準的な東プレと同じです。

キャップの付け外しが若干固めかな。

タイプフィーリング

押下特性はALL45gのタクタイルフィーリング。スペックだけ見るとRealforce91UDK-Gと似てますね。

インジケータのLEDはグリーンでした。ブルーの印象が有るからちょっと新鮮。

早速、指を置いて軽くタイプすると感触に何か違和感が。指が引っかかって上手くタイピングが出来ない。

どうも塗装の「ザラザラ感」が強すぎるせいで、指を滑らせてタイピングするときに抵抗になって引っかかっているみたいだ。

加えてレーザー刻印で表面が凸凹になっているのも違和感の原因じゃないだろうか。

長年使えば表面が磨耗していい感じになるかもしれませんが、PBTのサラサラした感触に慣れている僕にはそこまで使い込む覚悟は無いかなぁ。キーキャップを総入れ替えするか…

取り敢えず、キーキャップを東プレのPBTに換えてタイピングしてみましたが、概ね良好。

打鍵音は「パチパチ」と小気味良く、キーストロークはRealforce91UDK-Gとほとんど一緒。言い換えればキーキャップさえ換えればいつものリアフォとなんら変わりは無いって事か。

ん~色々と微妙!

総評

ABSのキーキャップはどんな感じなのか期待をしていただけに、少し残念な結果でした。

デザインが好きなだけに勿体無いな~って思います。あまり酷評はしたくないんだけど、使用感に関してはビミョー。

英語配列用のPBTキーキャップがあればいいんだけど、どこにも売ってないんだよな~

まあわざわざ輸入してまで買う人に使用感云々は関係ないでしょうがね。廉価版といいながら米アマゾンで購入すると送料含めて20000円近くするのでお買い得感も皆無だし。

なんだかんだ言いつつも、僕のコレクションの一つに加わるのであった…